蔵元の歴史・哲学 |
創業弘化3年(1846年)三重県楠町は元々酒造りの盛んな土地でかつては町内に30以上の蔵がありましたが、今では弊社が全部引き受けおよそ8000坪にもなる大きな蔵となりました。国の文化財に指定される、いずれも由緒ある古い建物が現存しております。現在でも清酒「宮の雪」をはじめ、キンミヤ焼酎・本格焼酎・ウイスキー、みりんなどを製造しております。清酒「宮の雪」は三重県の土地に鎮座します伊勢神宮と屋号に因んだ「宮」、鈴鹿連邦の山並みに積もる「雪」が銘柄名の由来となります。 |
日本酒の製造上の特徴 |
南部杜氏の流れを汲み、正統派の酒を醸し出します。純粋酵母と手造りの麹を使用し低温でじっくり丁寧に発酵させ、ふくらみのある香りとふくよかな甘み、かすかな酸味が特徴。飲み心地の良さは淡麗でありながら、米の芳醇な味わいが引き立ち、飲み飽きしないキレイな味わいをご堪能頂けます。2018年6月より新・日本酒蔵が稼働し、伝統の技と最新鋭の醸造機器を組み合わせ品質本位をモットーに日々技術の向上に努めて参ります。 |
テイステイングコメント |
甘さが際立つジューシーな熟した黄色いリンゴや桃の香り、そしてマスカットとキンモクセイを連想、さらに青竹や煎茶の葉のような爽やかで印象的な香気に包まれ、とても華やかな印象です。クリーミーな口当たりから上品な甘みと爽やかな酸味、ほのかな苦味をお楽しみ頂けます。 |